谷川岳一の倉沢散策
明治になり上州から越後への国道として整備したようだだが、いかんせん豪雪地帯だ。国道の夢も雪崩に埋もれたようだ。
そういえば大分前なのだが、マチガ沢の本谷を詰め谷川岳はオキの耳まで登高した。沢登というよりバリエーションルートを行くという感じだった。岩を攀じ登り
小さな滝を越えていくのだが、ザイルは必要とはしなかった。国境稜線を通り堅炭尾根から、たしか芝倉沢を下降した。芝倉沢、幽の沢、一の倉沢、
そしてマチが沢に戻ってきた。
電算センターの猪熊さんといかにも登山ですという格好で、当然二人ともヘルメット被り、軽めのザックで登った。
今、こんな急峻な沢を登れと言われても腰が引ける。一の倉沢も南稜のとりつきのあたりまでは行ったように思う。下から今見上げると、怖い。そんな風に思う。
ザッテルへなんて昔、夢みたいなこと考えていた。それは叶えられる希望だったのだろうか、稜線上のザッテルを見てしまう。
ロープウェイ駅近くに駐車し一の倉沢まで結構な距離を歩いた。駅のあたりにゲートが設けられ一般車は通行禁止だからだが、ロープウェイ駅と一の倉沢の間を
バスが運行している。このバスに乗車すると、例の一の倉沢の岩壁が眼前に広がる。一の倉沢の出合いまで何の苦労もなしに運んでくれるのだ。私は帰りだけの、
片道を500円で済ませた。ここまで運んでもらえると、幽の沢や芝倉沢までも足を延ばすのも可能だ。何はともあれ一の倉沢なのだろうが、幽の沢や芝倉沢も
それはそれで格別の趣がある。
散策日:2020年6月12日
単独















